ニキビがひどい原因は何?痛くて辛い時の3つの対処法教えます!ひどくなる前にできる予防法3選もご紹介!

ひどいニキビを治す方法とは?

ニキビは「尋常性ざ瘡」と呼ばれる皮膚疾患です。ニキビは、過剰に分泌された皮脂が毛孔をふさぎ、ふさがれた毛孔の中で細菌が繁殖し炎症を起こしていきます。

ニキビの主な原因は皮脂ですが、それ以外にもさまざまことが原因で、ニキビが発症します。皮膚科に通っても、油ものを控えても、ビタミンをたっぷり摂取しても、ニキビに悩まされて続けている人は、自分が予想もしていなかった原因があるかもしれません。

ニキビができる原因は?

食生活の乱れ

ニキビのメカニズムは、皮脂の過剰分泌により毛孔がふさがれることにあります。油っこい食事やチョコレートやピーナッツなどの脂質を多く含む食品を食べすぎると、ニキビができやすくなるのはそのためです。

わたしたちの口から摂取された脂質は、肝臓で分解されうまく代謝が行われれば、脂質はエネルギーに変えられます。しかし、脂質代謝がうまく行われなかったり、脂質を取りすぎたりすると、余った脂質は皮脂となって現れます。

脂質がエネルギーに変わるのに重要な栄養素は、ビタミンB2とB6です。ビタミンB2が不足すると、脂質代謝がうまくいかなくなります。

また、ビタミンB6タンパク質を合成し、肌のターンオーバーに重要な役割を果たします。脂質を取りすぎず、ビタミンB2、B6が豊富に含まれる食品を意識して摂るようにしましょう。

肝臓機能の低下

一日に何度も洗顔をして、気になる皮脂を洗い落としても、数時間後にはまた皮脂が出ている。そんな脂性肌の人は、何度洗顔しても、体内からあふれ出る皮脂を止めることはできません。もともとの皮脂の量を抑えることもニキビ対策には大切です。

皮脂が過剰に分泌する原因の一つに「肝臓」の機能低下が挙げられます。肝臓は解毒の作用を担う大事な臓器ですが、もう一つ大切な役割として栄養の貯蓄があります。

人間が急に絶食をしても、しばらく生きていけるのは、この肝臓に栄養が貯めこまれているからです。しかし暴飲暴食で栄養を取り過ぎると肝臓が弱り、うまく代謝することができません。

特に脂質の場合、摂りすぎて肝臓で余った脂質は「黄体ホルモン」を生成します。黄体ホルモンは皮脂腺に作用するホルモンで、生理前ににきびができやすくなるのは、この黄体ホルモンが影響しているからです。

黄体ホルモンが過剰に分泌された結果、皮脂を過剰に刺激し皮脂過多になります。ですから暴飲暴食や過度な飲酒などで肝臓が疲れている場合は、そもそもの機能が弱まっていますので、脂質の代謝を妨げてしまうのです。

ホルモンバランスの乱れ

ニキビは、できる箇所によって、原因を探ることもできます。例えば思春期。この頃にできるニキビは、性ホルモンの発達によるもので、皮脂腺の多く集まる部分の額や鼻周辺にニキビが多く発症します。

ニキビを引き起こす主な原因は男性ホルモンの「アンドロゲン」です。これは男性に限らず女性の体内でも作られるホルモンです。この男性ホルモンが過剰分泌させることで、ニキビ肌になりやすいのです。

また、女性特有のホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」がありますが、プロゲステロンも皮脂の分泌を促し、髪や肌にツヤを与える働きをするものですが、ホルモンバランスの乱れからプロゲステロンが活性化されると、皮脂の過剰分泌となり、ニキビ肌になります。

ストレス

大人ニキビによくある頬やあご周りのできるニキビは、ストレスが原因のニキビと考えられます。人は、ストレスを感じると副腎皮質から「ジヒドロテストステロン」という抗ストレスホルモンを分泌させます。

そのホルモンは、男性には顎や頬周りの毛を硬く太くさせる作用がありますが、女性の場合はひげが生えていませんので、ひげの代わりに皮脂腺を刺激し、過剰に皮脂を分泌させにきびを発症させます。

現代社会では、多少なりともストレスを感じるもの。しかし、過度なストレスはこのように肌だけでなく、内臓へも負担をかけます。まずは自分のストレスと向き合い、リフレッシュする方法を見つけるなど、環境の改善していくことが必要です。

肌に合わない化粧品や洗顔料の使用

ニキビ専用の洗顔料をよかれと思って使ってみたら、余計に悪化したなんてことありませんか?ニキビ肌全員に合う化粧品などありません。ニキビの状態や年齢によっても、使用する洗顔料や化粧水を変えなければいけません。

例えば、思春期によく使っていた薬用洗顔料や化粧水は、脂分の多い肌質にはさっぱりするけれど、大人になって使ってみると、肌の突っ張り感がひどく、ヒリヒリするなんてこともあります。

大人ニキビに対しては、肌のPH値を正常に保つための、皮脂と水分量を調整し、保湿を主な目的としたスキンケア商品を使うことをおすすめします。例えばイソフラボンを配合した化粧水は、皮脂の分泌量を調整することを主な目的としています。

ニキビがひどくなってしまったときの対処法

絶対に触らない

皮脂が毛穴をふさいでいる状態のニキビを「白ニキビ」、赤く炎症を起こしたにきびを「赤ニキビ」、毛孔で膿をもっている状態を「黄ニキビ」と呼びます。

固まった皮脂が原因の、「白ニキビ」の状態で治せれば、これ以上進行することはありません。ニキビの基本のスキンケアが「洗顔」と言われるゆえんはこれです。

まずは、皮脂のかたまりや肥厚した表皮をしっかりと取り除くために、しっかりと洗顔し洗い流すこと。また、週に1度ピーリングをしたり、パパインなどのたんぱく質分解酵素を配合した洗顔料を使うことも有効です。

この毛孔がふさがれている「白ニキビ」の状態に、アクネ菌が繁殖することで「赤ニキビ」になります。この状態になった場合は、絶対触らないこと。汚れた手で触ることでさらに悪化し、皮膚の常在菌であるブドウ球菌が繁殖し膿をもつ「黄ニキビ」に悪化します。

「黄ニキビ」は絶対潰さないこと。ニキビは潰したら早く治るような気がするという人もいますが、潰れたニキビを触った手で、他のニキビを触ることで菌が広がり、ますますひどくなっていきます。

消毒液で消毒する

ニキビを潰して、膿が飛び出してしまったら、エタノールやオキシドールなどの諸毒液で、皮膚や手を消毒するようにしましょう。放っておくと、さらにニキビが広がることになります。

ただし、消毒液でニキビを治すことはできません。一時的に炎症を抑えることは可能ですが、ニキビの根本治療として効果があるものではありません。

皮膚科を受診する

痛みを伴う「赤ニキビ」や膿をもつ「黄ニキビ」がひどい場合は、早めに皮膚科を受診することをお勧めします。皮膚科では、ニキビの炎症を抑える抗菌剤を処方してくれるので、治るのに即効性があります。

また、ニキビ跡に有効なケミカルピーリングは、表皮に酸性の薬剤を塗布し、古くなった角質溶かす治療法で、余分な角質を取り除き肌の再生を促すので、ニキビ治療には有効です。

エステでもピーリングを行っているところはありますが、エステでは、濃度の低い薬剤しか使用できません。医師の行うケミカルピーリンは酸濃度の強い薬剤を使用しますので、より効果も実感できます。

また、漢方なども用いるのもニキビ解決の一つ。体力がなく膿をもちやすい、ホルモンバランスが悪く皮脂過多など、漢方には即効性はないですが、体質改善には効果的です。

ニキビの予防法-3つ

1.正しい洗顔方法を心がける

ニキビケアの基本は洗顔です。洗顔のポイントは、肌への刺激の少ない洗顔料を使用し、「泡」で洗うこと。石鹸の泡をネットなどで充分に泡立てて、肌に指が触れないように手のひらで泡を転がすように優しく洗います。

そして、すすぎは充分過ぎるほど行ってください。生え際やあご周辺は、泡が残りやすいところは特に念入りに洗い流し、洗顔後はタオルでごしごし拭かず軽く押さえるように拭き取ります。

クレンジング剤は肌への負担が大きいため、メイクはなるべくしないようにしたいですが、やむを得ない場合は、できるだけパウダータイプのファンデーションを使用しましょう。パウダーファンデーションなら、基本的に毛孔の奥深くまで浸透しないので、クレンジング剤を使わずに洗顔だけで落とすこともできます。

2.無添加の石鹸を使用する

洗顔料には洗顔フォームから洗顔石鹸までさまざまですが、洗顔料を選ぶポイントは「肌への負担を少なく、必要以上に落としすぎない」こと。それには、洗顔フォームより無添加の純石鹸をおススメします。

洗顔ファームには、石油などから合成された「合成界面活性剤」が入っています。この合成界面活性剤はとても刺激が強いので、ラブルを抱えた肌へは不向きです。一方、純石鹸は、原料の植物性油脂が界面活性剤の役割を果たし、それ自体分解が早く肌への影響があまりありません。

石鹸には、着色料、香料、防腐剤を含んでいるものがありますが、純石鹸はこれらが含まれていません。成分表に「石けん素地」と表示されているものが純石鹸です。

なお、純石鹸は弱アルカリ性。洗浄力は弱酸性よりも弱アルカリ性の方が高いので、これならクレンジングをしなくても充分汚れは落ちます。

3.適度な保湿を与える

洗顔後は、必ず適度な保湿をしてください。ニキビ肌に多い脂性肌の人は、どうしてもアルコールの入ったさっぱりタイプの化粧水を選びがちです。しかし、ニキビがひどい場合アルコールの刺激が強いので、できるだけアルコールフリーの化粧水がおススメです。

また、油分の少ない乳液を使用し、水分を逃さないように表皮に蓋をします。美容液はニキビの栄養となるので、なるべく使わないようにしましょう。化粧品の数が多いほど肌トラブルが増えるので、ニキビケア中は基本的な洗顔と保湿にしましょう。

また、コットンを使って化粧水は塗布して下さい。コットンの刺激は肌へは良くありませんが、ニキビにとって一番の敵は「不潔」な手で触ること。洗顔後すぐその場で化粧水を塗布するならいいですが、部屋へ戻るまでの間、触ったドアノブ、椅子、鏡。すべてに雑菌が付いています。できるだけコットンを使って化粧水を塗布しましょう。

ニキビに効く食べ物を摂取する

赤パプリカ:ビタミンCが豊富

ニキビ改善に必要な栄養素はビタミンです。特にビタミンCは、ニキビ跡の色素沈着の予防に効果的です。中でもビタミンCが豊富なのは赤パプリカ。レモンやピーマンなどに含まれるビタミンCは熱に弱いのですが、赤パプリカのビタミンは熱に強いので、油を使った炒め物にも優れものです。

また近年の研究で、ニキビ桿菌が出す老廃物に紫外線が当たると、大量の活性酸素が発生し、ニキビの炎症が悪化するとされています。赤パプリカには、抗酸化作用のあるカプサイシンが豊富に含まれており、体内の活性酸素も取り除いてくれます。

手羽先:ビタミンAが豊富

ビタミンAが不足すると毛孔をふさぎ、角質層が肥大します。そこでおススメなのが手羽先。手羽先は皮膚形成には欠かせないコラーゲンはもちろん、ビタミンAが豊富な食品なんです。

ビタミンAは皮膚の抵抗力も強化しますから、美肌を作る上では欠かせない栄養素。手羽先とビタミンCが豊富な大根を合わせて照り煮などもいいですね。

納豆:ビタミンB2が豊富

脂質の代謝に欠かせないのはビタミンB2です。ビタミンB2の代謝がうまくいかないと、皮脂を過剰分泌させてしまいます。ビタミンB2を多く含む食品の中でも一番は納豆がおすすめです。

また、大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンと似た働きがありますので、ホルモンバランスの乱れで起るニキビの改善にも役立ちます。

まとめ

もしあなたのニキビの原因が、偏食やストレスなどの内的要因からであれば、まずは生活改善からしていかなければ、いくら外からケアしても治りません。

また、使っている石けんや化粧品が自分に合ってるかなど、これまで何をやっても、ひどいにきびが改善されなかったという方は、内と外との両面から見直してみて下さい。