コラーゲンから化石になった動物の先祖を調べる、恐竜もできる?

トクソドンとマクラウケニアはダーウィンがビーグル号探検の際に化石を発見した動物だ。

ダーウィンが南米で見つけた

南米が北米とつながって侵入した肉食猛獣により絶滅するまで南米で栄えていたことが知られている。この発見の経過などは彼のノートに詳しく、公開されている。いずれも他の大陸にないユニークな形をしている。ダーウィンを驚かせたことだろう。南米でしか化石が見つからないので、南米大陸が孤立していた時に生まれたと考えられていた。大陸移動のプロセスが分かってくると、アフリカの動物と共通した起源を持つとも言われるようになっていた。形からだけで先祖は完全には分からない。これまでDNA解析も時代が古すぎて不可能だった。今回紹介する英国・ヨーク大学からの論文はこの問題を化石に残されたコラーゲンのアミノ酸配列を解読して解決しようとした研究だ。