【菜の花の栄養】ダイエットにアンチエイジング、春の味覚は女性の救世主!?

デトックス、アンチエイジング、ダイエット、美肌、そんな女性の望みを叶えてくれる栄養素がたっぷり詰まった春の味覚、それが菜の花です。こちらではそんな女性の救世主とも呼べる菜の花の健康、美容効果、ゆで時間や簡単なレシピについても、ご紹介します。

菜の花とは?

栄養価抜群の緑黄色野菜

菜の花はアブラナ科の、黄色い花が咲く前のつぼみの状態を食べる、とても栄養価の高い緑黄色野菜です。夏から秋にかけて葉、茎、根に養分を蓄えて冬を乗り越え、そうして早春に芽を出します。つぼみには花を咲かせるための養分がたっぷりと詰まっているので、このつぼみごと食べる菜の花は栄養満点だと言われています。

旬は2~3月と言われ、これまではその時期以外の出荷はほぼないという季節限定の野菜でした。ただ最近は栽培技術の向上などにより、春以外でも見られるようになってきているようです。

菜の花の原種となるアブラナ科の植物は、地中海沿岸が原産地と考えられ、日本には弥生時代に渡来したと言われています。室町時代になると菜種油を絞って、食用油や行灯の灯りなどとして利用されていたそうです。

食用となったのは明治維新後で、西洋種の「なばな」が導入されたことで、「菜の花」が普及していったと言われています。昭和になると品種改良が進み、一般の食卓に並ぶ野菜として広く知られるようになったそうです。

菜の花の栄養素とは?

葉酸

菜の花には葉酸が野菜の中でトップクラスの、100g中、340㎍含まれています。葉酸は「造血のビタミン」と呼ばれ、ビタミンB12と協調して、赤血球の合成に関与する栄養素です。

DNAやアミノ酸の合成にも関わり、胎児の正常な発育を助ける働きを持っていることから、特に妊娠中の女性や子どもに必要なビタミンだと言われています。

菜の花には鉄が100g中、2.9mgと豊富に含まれています。鉄は主にヘモグロビンの構成成分で、全身に酸素を運ぶ役割を持っています。
そのため不足すると、めまいや息切れなどの貧血の症状を引き起こしてしまうと言われています。

ビオチン

ビオチンは皮膚炎を予防することから発見された、水溶性のビタミンの一種だと言われています。エネルギー代謝にも関連していて、不足すると肌や髪に悪影響が出るそうです。

腸内でつくられるビタミンなので、健康な人なら必要量が自然につくられるそうですが、腸内環境が悪いとうまくつくられない可能性があると言われています。
菜の花にはこのビオチンが野菜類の中でトップクラスの、100g中、12.2㎍含まれています。

ビタミンC

菜の花にはビタミンCが100g中、130mgと豊富に含まれていて、これはほうれん草の約4倍になるそうです。
ビタミンCは骨や血管組織などをつくるコラーゲンの合成に必要な栄養素で、抗酸化作用により血管などの老化を防ぎ、皮膚や粘膜を健康に保つ働きを持っています。

βカロテン

菜の花にはβカロテンが100g中、2200㎍と豊富に含まれています。βカロテンは体内で必要量に応じてビタミンAに変換され効果を発揮し、皮膚や粘膜、免疫機能を正常に保ったり、視力を維持するために必要不可欠な成分だと言われています。

●他にも色々●

菜の花には他にも炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝に関わり、どれが欠けても疲れやすくなると言われるビタミンB群、臓器や組織を円滑に働かせるために必要不可欠なミネラル、血液凝固や骨の形成に関わるビタミンKなどが含まれています。

菜の花の健康効果とは?

便秘の改善、予防

菜の花には食物繊維が100g中、4.3gと豊富に含まれています。そのうち1.3gは水溶性食物繊維で、これは腸の中の水分を吸収することで便が硬くなるのを防いだり、善玉菌を増やして腸内環境を正常化する作用を持っているそうです。

残り3.0gは不溶性食物繊維で、これは腸内で水分を吸収して膨らむことにより腸壁が刺激され、便の排出を促してくれる働きがあるそうです。これら2種類の食物繊維の働きにより、便秘の改善、予防の効果が期待できると言われています。

貧血の改善、予防

菜の花は「造血のビタミン」と呼ばれる葉酸と、赤血球のヘモグロビンの構成成分である鉄を豊富に含んでいることから、貧血の改善、予防に効果があると言われています。

また菜の花にはビタミンCも豊富に含まれていますが、これは葉酸と鉄の吸収率を高める効果があると言われ、菜の花はこの3種類を一緒に摂取することができるので、相乗効果が期待できると言われています。

ドライアイの改善

菜の花に豊富に含まれているβカロテンは、体内で必要な量がビタミンAに変換されます。このビタミンAは目の細胞に欠かせない成分で、「目のビタミン」とも呼ばれています。目の潤いを保ってくれる作用があることから、ドライアイの改善に効果が期待できると言われています。

他にも光を調整する機能を正常化させたり、目の疲れにも効果を発揮するそうです。不足すると暗いところでものが見えにくくなる、夜盲症を引き起こしたり、角膜が乾燥することで、視界が悪くなるなどの症状を引き起こす可能性があると言われています。

疲労回復効果