シミ取りするなら美容皮膚科!シミの種類別の治療法とは?口コミ評価は?

「どんなことをするんだろう?」と、興味はあるけれど、中々敷居が高く感じられる美容皮膚科でのシミ治療。ここでは、美容皮膚科で受けられる施術の種類やシミのタイプ別・治療法、さらにおすすめのクリニックまで、幅広く紹介します。今度こそ本気で、シミとサヨナラしたいあなたの背中を押す、助けになる情報をまとめています。

美容皮膚科のシミ取りについて知りたい!

年齢とともに誰にも現れる顔のシミ。いつの間にかできてしまったシミを消すために、まず考えるのが美白化粧品でしょう。しかし、化粧品で満足いく結果を得た人は少ないはず。次に考えるのが,
美容皮膚科でのシミ治療なのですが…。

「レーザー治療は怖いイメージがあるし、美容目的の治療は自由診療となるので高額なはず!」こんな固定概念から、受診をためらってしまうのも事実です。そして、本当にシミが取れるのか、その効果も気になります。

そこで、美容皮膚科で受けられるシミ治療や、さまざまなシミの症状とその治療法、口コミでおすすめの美容皮膚科まで、詳しく紹介します。

まずシミについて理解しよう!

そもそもシミは、なぜできるの?

ずっときれいな赤ちゃんのような肌でいたいのに、いつの間にかできてしまうシミ。このにっくきシミはいったいナゼできるのでしょう?実は、シミは肌の防御本能が働いた結果なのです。

日光に含まれている紫外線は、細胞の中にある重要なDNAを破壊したり、皮膚がんを引き起こしたりするおそれがあります。そこで、メラノサイトという細胞が黒い色素(メラニン色素)を作りだし、刺激の強い紫外線が皮膚内部に入り込まないように、ブロックしているのです。

肌が健康な状態なら、いったん作り出されたメラニン色素は、肌のターンオーバーにより、約28日で肌表面に押し出され、古くなった角質とともに垢として剥がれ落ちていきます。

しかし、肌がトラブルを抱えていると、強い紫外線を受けなくなっても、メラニン色素が作り出されるということがあります。メラニン色素を作りなさい、という指示がいつまでも出ているために、いくらターンオーバーを繰り返しても、その部分の肌は色素が沈着して黒ずんだまま。これがシミの正体です。

シミができるのは、紫外線によるダメージがもっとも大きな原因ですが、それ以外にも原因はあります。精神的ストレス、睡眠不足、ニキビなどの炎症、女性ホルモンの分泌異常、老化も原因となります。これらの要因がいくつも重なったとき、肌は防御本能を発揮して、メラニン色素を作り続けるのです。

覚えておきたいシミの基本メカニズム

ここで、少し細かい説明になりますが、シミができる基本的なメカニズムを説明しましょう。肌は大きく分けると、表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっています。

表皮は、細胞が石垣状に積み重なってできていて、一番上から「皮膚膜」「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」と5つの層に分かれています。その下にコラーゲン、エラスチン、繊維芽細胞、基質からなる真皮があり、さらにその下に皮下組織があります。

表皮の一番下にある「基底層」は、ケラチノサイト(角化細胞)、メラノサイト(色素細胞)、ランゲルハンス細胞で構成されています。基底層で作られた細胞は徐々に押し上げられ、やがて皮膚膜まで達して剥がれ落ちていきます。

細胞が生まれてから剥がれ落ちるまでの、一環のサイクルをターンオーバーと言います。ターンオーバーにかかる期間は、健康な肌で約28日間です。

紫外線などの刺激を受けると、メラノサイトの中にチロシンというアミノ酸が生成されます。チロシンはチロシナーゼという酸化酵素により、少しずつ黒くなりメラニンへと変化します。

強い紫外線やストレスなどから、ケラチノサイトに異常が起きると、メラノサイトに「メラニンを作りなさい」という指令が出続けます。過剰に生成されたメラニン色素は、ターンオーバーで剥がれ落ちず、皮膚に残ってしまいます。

また、老化や肌の状態が悪いとターンオーバーにかかる日数は、30日、40日と長くなってしまいがちです。いつまでもメラニン色素が剥がれ落ちていかない原因は、ターンオーバーの乱れにもあります。こうしてシミができるのです。

美容皮膚科で受けられる主なシミ治療とは

短期間で確実にシミを改善するなら、やはり美容皮膚科での治療です。美容皮膚科での治療というと「レーザー治療」というイメージがありますが、実際は塗り薬や内服薬も使い、肌質改善しながらシミ治療するクリニックがほとんどです。

ここでは、美容皮膚科で受けられる「外科治療」「外用薬治療」「内服薬治療」の、代表的な3つの治療法について紹介します。気になる健康保険が利くかどうかも、あわせて紹介。

1.レーザー治療:メラニン細胞を破壊

レーザー光は黒い色素に反応するので、これを利用してメラニン色素をを出す、細胞を破壊しシミを消すというのが、レーザー治療の基本的な考えです。レーザー治療は即効性があり、早ければ1回で、濃いものでも数回の治療で、シミを消すことができる確実性が魅力です。

レーザーの種類は、波長とパルス幅で決まります。波長は光の波の幅、パルス幅は1回の照射時間を表します。シミ取り治療に使われるレーザーの波長は、人体に悪影響のない500nm前後、700nm前後、1000nm前後が主に使われます。

500nm前後の短い波長のレーザーは肌の浅い部分、表皮の細胞に働きかけ、1000nm前後の長い波長のレーザーは肌の奥深く、真皮からさらに皮下組織まで届きます。700nm前後の波長のレーザーはその中間、皮下組織の手前の真皮までに働きかけます。

浅いところにあるシミなら、500nm前後の波長のレーザーでも十分ですが、深いところにあるシミには、もっと波長の長いレーザーが必要です。

どこにできたシミなのか判断し、それに合った波長のレーザーを使うことで、確実に効果を出すことができます。また、パルス幅が短くなるほど、レーザー熱が広がりにくく、深くまで届きやすく、威力が強くなります。

シミ治療には、主にQスイッチレーザーというレーザー機器が使われます。1度の治療で行う照射時間は、シミの状態によりさまざまですが、長くとも数分程度。複合要素のない単純なシミなら、直径1cm程度で10秒ほどのようです。

レーザー照射で感じる痛みは、多くは「輪ゴムでゆるく弾かれるかんじ」と表現されます。我慢できないほどではありませんが、痛みを軽減するために、塗るタイプの麻酔薬が使われる場合もあります。

レーザー治療は、ピンポイントでシミを狙い撃ちするので、治療効果が高いのですが、施術後に赤みや炎症後色素沈着を起こすことがあります。この色素沈着は一過性のもので、時間とともに消えていくものです。

よく言われる「レーザーで痕が残った」「レーザーでシミがよけいに濃くなった」というのは、この一時的な炎症後色素沈着をさしているのです。

2.光治療:広範囲の治療、肌の負担が少ない

フラッシュ機器を用いた光治療は、照射面が広く、広い範囲に分散したシミ治療に向いています。また、レーザーに比べて肌への負担が少なく、炎症後色素沈着を起こしにくいというメリットがあります。特定のメーカーのフラッシュ機器を使う治療法は、フォトフェイシャルと呼ばれる場合があります。

レーザー機器が単一の波長の光しか出さないのに対して、フラッシュ機器は短い波長から長い波長まで、幅広い波長の光を出すことができます。

肌の奥深く真皮層まで届く波長の長い光は、肌のシワを改善しハリをもたせ、さらに血行も促すなどさまざまな美容効果が期待できるので、光治療ではシミ取りだけでない、美肌効果が得られるというメリットもあります。

シミ治療だけを目的とするなら、レーザー治療の方が短時間で効果が得られます。同じ効果を光治療で得ようと思えば、どうしても長期戦となります。レーザー治療と光治療、どちらを選ぶかはシミの状態と、何を望むかによるといったところでしょう。

3.ケミカルピーリング:肌表面の古い角質を除去

ケミカルピーリングは、グリコール酸、クエン酸、フルーツ酸などを使って肌表面に古い角質を除去する方法です。これにより新陳代謝を活性化させ、肌のターンオーバーをスムーズにする肌質改善治療です。

ケミカルピーリングを繰り返すことで、古い角質とともに角質に溜まっている、メラニン色素も一緒に取り除くので、シミ治療にも効果が期待できます。特に顔全体のくすみ取りには向いている治療法といえます。

皮膚科でできるシミ治療に使う外用薬の種類と特徴

高い美白効果の「ハイドロキノンクリーム」

ハイドロキノンは、メラニン色素を作り出す、細胞の動きを抑制しメラニンの生成を抑える働き、さらにメラニン色素を作る細胞そのものを減らす働きがあります。その美白効果は強く、コウジ酸やアルブチンの数10~100倍と言われています。ハイドロキノンが「肌の漂白剤」と呼ばれる所以です。

ハイドロキノンクリームは肝斑、雀卵斑(そばかす)、炎症後色素沈着、老人性色素斑などの、皮膚の浅いところにできるシミに効果があります。

2001年の規制緩和により、日本でもハイドロキノンを化粧品に使用することができるようになりましたが、市販品のハイドロキノン配合率が1~4%程度なのに比べ、皮膚科で処方されるクリームのハイドロキノン配合率は5~10%。

効果は高いのですが、それだけ副作用も強いので、医師の指導の下に適切な使い方をする必要があります。副作用としては、人によってはかぶれたり、皮膚への刺激が出ることもあります。

また、間違った使い方をすると白斑になったり、シミを濃くすることもあります。必ず医師の指導に従った使い方をしましょう。

トレチノインクリーム:肌の角質をピーリング

トレチノインには、肌の角質をピーリングして、コラーゲンを増殖し、皮脂の過剰分泌を抑えるという嬉しい効果がそろっています。そのためトレチノインクリームは、ニキビ、シミ、シワ、オイリー肌の改善など、エイジングケアや美肌づくりに効果を発揮します。

シミの改善には、ハイドロキノンクリームとの併用が効果的です。トレチノインは効果の高い成分ですが、赤みが出るなどの副作用がありますので、かならず医師の指導の下、適切な使い方をしましょう。

皮膚科でできるシミ治療に使う内服薬の種類と特徴

ビタミンC:抗酸化力で細胞組織の老化を防ぐ

シミ治療には、「シナール配合錠」などのビタミンC内服薬が欠かせません。ビタミンCは、メラニン色素を作るために必要になる酵素(チロシナーゼ)の働きを阻害することで、シミを防ぎます。

さらに、強い抗酸化力で活性酸素の働きを抑え、細胞や組織の老化を防ぎます。ビタミンCは肌に弾力とハリを与え、美肌づくりにも優れた効果があります。

トラネキサム酸:肝斑に有効

ビタミンCとともにシミ治療に欠かせないのが「トランサミン」などの、トラネキサム酸製剤です。トラネキサム酸は、人工的に合成されたアミノ酸で、元々は止血薬、抗炎症薬として用いられてきました。

トラネキサム酸には、メラニンを作るように指示する情報伝達をブロックする効果があり、これによりシミを防ぎます。トラネキサム酸は、肝斑に有効に働きます。