夏はベビーパウダーでサラ素肌をゲット。とっておきの使い方とは

ベビーパウダーは大人でも便利に使うことが出来る万能パウダーだということをご存知ですか?実は、赤ちゃんのあせも以外にも活用方法がたくさんあるのです。スキンケアやボディケア、さらにメイクまで、幅広く使用することができます。今回はそんなベビーパウダーについてご紹介していきます。

赤ちゃんだけじゃない?!ベビーパウダーは色々と使える!

ベビーパウダーと言えば、赤ちゃんがあせもにならない様に使うもの、という認識が強いかと思われます。赤ちゃんのいる家庭には一つは置いてあるアイテムで、あせもやおむつかぶれにならないように使われています。そしてそれはお子さんが成長するにつれて使わなくなっていきます。薬箱には入っているけれど、子どもはもう大きいから随分と使っていない、というご家庭も多いことでしょう。

しかし、近年そんなベビーパウダーが「赤ちゃん以外にも使える」として話題となり、大人でも使用する方が増えてきています。肌にやさしいメイク用品として、まだスキンケアやニキビ予防にもなるという噂もある程、じわじわと人気が出てきています。

昔はベビーパウダーと言えば、種類はメーカーの違いくらいしかありませんでした。ですが、最近では一つのメーカーの中でもさまざまな種類が販売されるようになっています。お肌にやさしい弱酸性のものや保湿成分が配合されたもの、さらには持ち運びに便利なものまで販売されています。

あの独特の香りが苦手、という方でも大丈夫な香りを抑えた商品もあるほどです。子供の頃にあせも予防で使っていた記憶のままで留めておいてしまうと、とても勿体ないです。

これから、赤ちゃん以外にも活用できる、様々なベビーパウダーの活用方法をご紹介していきます。大人の方でも、是非ベビーパウダーを取り入れて、サラサラ素肌を目指しましょう!

ベビーパウダーとは?

赤ちゃんのためのパウダーの総称

ベビーパウダーは、その名前からもわかるように、赤ちゃんや幼児に使用することが多いパウダーです。赤ちゃんのあせもやおむつかぶれ対策のために使用されるパウダーの総称のことで、赤ちゃんだけではなく大人のあせもやかぶれ、ただれ、股ずれ、カミソリ負けなどにも使用されます。メーカーによってはシニア用なども販売されています。

赤ちゃんは体の表面積が大人に比べると小さいので、皮膚の表面積当たりの汗腺の数が多いです。さらに新陳代謝も活発ですので、汗をかきやすいです。この為、赤ちゃんや幼児はあせもになりやすいため、こういったパウダーが開発され、使用されるようになりました。

汗をかきやすい夏場だけではなく、1年中通して使用されている商品です。

製品によって含まれる成分は違う

ベビーパウダーは、製品によって含まれている成分が異なります。体質や肌の状態によっては合わないこともありますので、成分をしっかりと把握してから使用するようにしましょう。

パウダーの主な原料は、タルク(滑石)などの鉱物と、コーンスターチなどの植物性のでんぷんです。メーカーによっては、これらに香料やサラサラ感を維持する成分などがくわえられているそうです。

タルクとは、水酸化マグネシウムとケイ酸塩から形成されている好物です。ベビーパウダーの他にも、食品添加物や医薬品、玩具などに使用されています。わかりやすいもので言うと、チョークの原料がタルクです。チョークの粉っぽさとベビーパウダーの粉、何となく似ていますよね。

このタルクは、品質によってアスベストを含有することがあるそうです。日本では1987年に、ベビーパウダーのタルクの中にアスベストが混入するという事件が起こりました。それ以来、厚生労働省の基準が厳しくなり、今では国産のベビーパウダーには不純物混入試験を経た安全なタルクが使用されてます。

コーンスターチはトウモロコシのでんぷんです。食品としても使用するものですので、キッチンに常備しているご家庭もあるのではないでしょうか。身近なものですとプリンやカスタードクリームなどに使用するものですので、赤ちゃんにも安心して使用することができます。

このコーンスターチには、消炎作用・皮膚軟化作用・抗菌作用・鎮静作用などがあると言われており、肌に良い作用がたくさんあるそうです。

ベビーパウダーの効果って?

肌の水分を調節する

ベビーパウダーは、その粒子の細かさから肌の細部に入り込みます。特にコーンスターチは高い吸水性を持っており、毛細管現象という作用によって肌の余分な水分を吸着して調節する効果があります。また、乾燥すると水分を放出する作用も持っています。このコーンスターチの吸湿作用が働いた上で、さらにタルクが水分の蒸発を調節し、肌を最適な水分バランスに整えてくれるそうです。

ベビーパウダーの水分調節効果は、肌が適度に乾燥した状態で少量付けると効果が出ます。毛細管現象がしっかりと機能するためには、ベビーパウダーの粒子の間に空気が存在する必要があるからです。

もし肌が濡れた状態で且つ大量にベビーパウダーを使用してしまうと、汗などの水分を吸い上げる道がふさがれてしまい、ベビーパウダーが汗腺の上でダマとなりやすい為、水分調節機能がうまく働かなくなります。

また、大量に汗をかいた時も同様の原理からベビーパウダーは有効的ではありませんので、タオルで拭いたりシャワーを浴びる方がよいでしょう。あせもが出来てしまっている時も、すでに汗腺がつまってしまっていますので効果はないそうです。

よく、「ベビーパウダーは毛穴をふさぐから良くない」ということを耳にしますが、これは正しい方法で使用してないからです。ベビーパウダーの機能を上手に働かせるためには、「適度に乾いた肌に少量使用する」ことが重要なのです。

肌の摩擦を防ぐ

タルクは、皮膚の表面を均一にし、皮膚同士の摩擦を少なくしてくれます。摩擦を防ぐことで、あせもや肌荒れを予防する効果があります。ベビーパウダーをつけると滑りがよくなるので、赤ちゃんの肌着やおむつのゴムの当たる部分のこすれを緩和したり、歩き始めの赤ちゃんが股ズレになったりするのを防いでくれます。

ベビーパウダーの本来の使用目的は?

オムツ周りが蒸れた時

赤ちゃんは、おむつ交換でお尻がべとついたり、オムツでお尻が蒸れたりすると、あせもやおむつかぶれが起こりやすいです。肌を清潔且つ乾燥してサラサラした状態を保てるとそれらを予防することができますので、そんな時にはベビーパウダーを赤ちゃんの肌に薄くつけてあげると良いでしょう。

ベビーパウダーをつけることで、おむつの中で蒸れる時に発生する水分を逃がすことができます。また、おむつ周り以外にも、首や脇、手や足の付け根、背中などにもつけてあげると肌がサラッとします。

汗をかいて肌が不快な時

ベビーパウダーは汗を吸収する効果があるので、汗をかく前やかいた後に軽くはたくとよいでしょう。所謂制汗剤のような役目を果たしてくれます。お風呂上りにベビーパウダーをはたいておくと、汗の出具合が変わりますし、寝汗の防止にも役に立ちます。

肌同士が擦れて痛い時

股ずれや靴擦れなどで肌が擦れて痛い時にもベビーパウダーは有効的です。擦れる部分にパウダーをはたいておくことで、肌がサラサラになり滑りをよくし、摩擦を軽減することができます。

あせもが擦れて痛い時

あせもは汗腺が詰まることで起こる湿疹です。この為、あせもが出来てしまっている状態でベビーパウダーを使用すると、もともと詰まっている部分にさらに蓋をしてしまうことになります。ですので、あせもの治療にベビーパウダーを使用することはあまり有効的とは言えません。

しかし、あせも治療中の不快感や擦れた時の痛みを軽減することはできます。あせもには塗り薬を塗って治療することが多いですが、その薬はべたべたしがちです。そこで、塗り薬を塗った後にベビーパウダーを軽くはたくとよいそうです。

顔に使っても大丈夫?

赤ちゃんにも使えるくらい安全

ベビーパウダーは赤ちゃんに使えるほど安全性の高い商品です。つまり、顔に使用しても問題はないと言われています。しかし、肌にやさしいと言われていても、すべての人にアレルギーや肌トラブルが起こらないというわけではありません。

あくまでも赤ちゃんのあせもやおむつかぶれの為のものですので、配合されている成分によっては肌に刺激になる場合もあります。使用する場合はしっかりと種類や成分を把握してください。

海外製のものは成分をよく見てから購入する

先ほどもお話ししたように、国内製のものは厚生労働省の基準を満たしている安全なタルクが使用させています。ですが、海外製のものは日本の基準外です。海外製を購入する時は、成分や原料などを商品本体やメーカーのホームページなどでしっかりと確認するようにしましょう。

また、タルクが入っている製品に不安を感じるようであれば、タルクフリーの商品を選ぶと良いでしょう。

ベビーパウダーの効果的な使い方、教えます!

洗顔料に混ぜて使う

ベビーパウダーを洗顔料に混ぜて使用すると、通常の洗顔料だけの時よりも泡立ちは減りますが、皮膚の軟化作用で肌の汚れを取れやすくしたり、炎症作用でニキビをしっかりと殺菌できたりするそうです。さらに、毛穴の黒ずみや角栓、余分な皮脂を取り除いたりする効果も期待できるそうです。

また、スクラブの働きもしてくれるので、ピーリング洗顔のような効果を得ることも出来るそうです。普通のスクラブに比べるとベビーパウダーは粒子が細かいので、肌に与える負担は少ないそうですよ。

■ベビーパウダー洗顔のやり方

1.いつもの洗顔料をいつも通りの量、手に取る。
2.小さなスプーン1杯くらいのベビーパウダーを洗顔料に混ぜ、水を加えながら練り、よく泡立てます。
3.2で出来た泡で洗顔しましょう。

ベビーパウダーが洗顔料に混ざりにくく、粉が飛び散って使いにくい場合は、あらかじめ水に混ぜて練っておくと、洗顔料と混ざりやすくなるそうです。

パックにする