ニキビの膿は出していいの?黄ニキビの原因や扱い方って?膿の出し方やニキビ跡対策、市販薬についても紹介します!

ニキビが膿んでいるのは目立つし治りにくいのでほんとに困りますよね。自然に待ったほうがよいのか、自分で膿を出してしまってよいのか悩むところです。ニキビってどうしてできるの?の疑問から、できたニキビをどうすればよいかまで、詳しくご紹介します。

ニキビの膿、出す?出さない?

目立つニキビ、なんとかしたいですね!膿が先に詰まってきたらあなたは出しますか?自然に出るのを待ちますか?どちらにしても早く治ってほしいのは同じです。では、どうすれば早く、なるべくきれいに治せるの?ニキビをなるべくつくらない方法や、できた場合の対処法をそれぞれ見てみましょう。

そもそもニキビって何?

ニキビは「尋常性ざ瘡」といって、皮膚科に行くと疾患として診断を受けます。主に顔、胸部、背中などに大く見られ、思春期~30代前半くらいまでの間におこりやすい症状です。「ニキビ」や「ふきでもの」などいろいろな名称で呼ばれますが、同じものとして判断されます。

原因はさまざまですが、特に思春期の場合は男性ホルモン(アンドロゲン)の影響を受け皮脂の分泌が過剰になり、毛包、脂腺系が赤く炎症してくることをいいます。

男性ホルモン(アンドロゲン)は女性でも副腎から分泌されており、皮脂の分泌量などにかかわっています。

ニキビとは、過剰な皮脂や角質が毛穴につまったもの

先が少し白くなっているニキビを〈白ニキビ〉や〈コメド・面皰(めんぽう)〉といいます。この状態は毛穴が詰まった中に分泌された皮脂がたまってできたもので、ニキビの芯は膿ではなく酸化して固まったものや角質です。

さらに中で皮脂がどんどん分泌されていくと、さらに炎症をおこして〈赤ニキビ〉に移行していきます。赤ニキビの中でできた膿が先につまったものを〈黄ニキビ〉といい、最終的にはがれ落ちて瘢痕といわれる〈ニキビ跡〉になるまでがニキビのおおまかな過程です。

これはすべて毛穴がふさがっている状態のニキビで閉鎖面皰とも呼びます。よくいう〈黒ニキビ〉は酸化で毛穴が黒くなっていますが毛穴の口は開いている、開口面皰と呼ばれていてまったく別の形成になります。

黄ニキビの原因とは?

黄ニキビの原因は膿だといいますが、膿むというのは通常はけがをしたときなどに傷口におきることがあります。ニキビができることによって毛穴や皮脂腺の内部がかなり傷ついてしまっているので、その傷ついた結果が膿となってあらわれてくるのです。

異常繁殖のアクネ菌

傷口に膿が浮き上がってくるように、赤く炎症したニキビの状態では毛穴の中が炎症して傷つき、毛穴の中がけがをしたのと同じように出血などを起こしています。この、炎症の原因の多くが〈アクネ菌〉といわれる菌の働きによっておきてきます。このアクネ菌が毛穴の中で異常繁殖をおこすことで、ニキビの悪化がおこります。

誰にでもいる!アクネ菌とは!?

ではアクネ菌ってどんな菌なのでしょう?アクネ菌は、皮膚にいつもいる「皮膚常在菌」といわれるものの一種で、普段からどんな人の毛穴にも住んでいる、人間と共存している菌の一種です。アクネ菌は正式名称をプロバクテリウム・アクネスといい、ニキビの原因になることからニキビをアクネと呼んだりするのです。

アクネ菌は高齢者から赤ちゃんまで誰にでもいます。毛穴の中で皮脂を食べて、遊離脂肪酸やグリセリンに細かく分解することをおこなっています。このことで皮脂は毛穴の口からスムーズに出やすくなっているという働きがあり、人間も助かっているのです。

しかし、毛穴のつまったところなどは、酸素に触れず脂肪分がたくさんあるという、アクネ菌が好む状態になり、アクネ菌が大繁殖してしまいます。このアクネ菌が出す遊離脂肪酸は刺激が強く、多すぎると肌を炎症させる原因に。そして赤ニキビへと発展してしまうのです。

膿は白血球の死骸です

毛穴の内部で刺激をおさえようと血液が集まってきます。これが炎症の状態です。血液中の白血球は有害な菌を殺す大きな役割をしている身体の免疫の一つで、白血球が体内に侵入してきた有害な菌などと戦って死んだ死骸が膿の正体なのです。

黄ニキビが悪化すると!?

ニキビが悪化すると、炎症部位がほかの毛穴や皮脂腺をつないで炎症部位が広がっていってしまい、広い範囲でニキビをつくっていってしまったり、非常に治りにくくなる、ということがおこってきます。

赤、黒の色素沈着

そのままほうっておくと、深い傷跡のようになることで後に色素沈着が残りやすくなります。色素沈着の原因であるメラニン色素は皮膚を守る保護機能のひとつで、赤く日焼けしたところが黒く沈着するように、赤く炎症した部位にはメラニン色素の生成が増加して、皮膚の色を黒くしてしまうということがおこります。

長い時間をかけてある程度は目立たなくはなりますが、あとからシミのように浮き上がってくることも多いのがこの色素沈着です。特に炎症後、紫外線に当たると跡が残りやすくなるので、肌質に合った紫外線防止剤や外出時の帽子などでカバーすることがおすすめです。

ニキビ跡が長く残る!

ニキビが落ち着いても、深く毛穴周辺の皮膚が傷ついていると、皮膚の基底層といわれる皮膚細胞をつくりあげる組織も傷ついてうまく皮膚細胞をつくることができなくなってしまいます。これがいわゆるクレーターといわれる状態。